【画像生成の罠】修正で大苦戦する理由

自分で長いプロンプトを書いている or 他人が作ったプロンプトをベースにAIに指示を出しているならAIに使われる側から抜け出せません。

神プロンプトでAIに依頼したのに100点の成果が出ない。「AI使えないな」となってしまっていませんか?はたまた、100点を目指して修正を加えると「細かな修正」に対応してくれないと思ったことはありませんか?AI画像を本格的に触っている人なら共感してくれるはずです。

プロンプトが良ければ最初の生成で「これだ」という合格点の画像が出てきます。しかし、そこから「ここを少しだけ直して」と指示を加えた瞬間、AIは急にバカになります。

以前と比べてだいぶ改善はされてきましたが、相変わらず「指示を無視する」「違う部分まで勝手に変わる」のがAIです。

RIGO
RIGO
私のAIの使い方が未熟なだけかもしれませんが、画像生成はまだまだ難しい😓

「超リアルにして」という指示が失敗した構造

先日、とある生成に試行錯誤をしていました。

使用したAIはGemini。AI生成したイラストを「実写化」したかったのです。

【AI生成したイラスト】
試行錯誤履歴01

やりたいこと

AIで作ったイラストを写真のようにしたい。

そこで、AIに向けてストレートにこう指示を出しました。

この画像を超リアルにして
この画像を実写の写真のようにして

【少しリアルに】
試行錯誤履歴02

多少リアルにはなりましたが、どうみても写真ではない画像が出力されました。画像のクオリティとしては申し分ないのですが、私のゴールはあくまで実写。

そもそも、自撮りしているスマホから撮影した画像を出力してほしかったのですが、元々のイラストがスマホを持っている写真だったので、その構図にひっぱられイラストを多少リアルにしただけの画像が出力されました。

RIGO
RIGO
右端の女性のスマホから撮影した画角にして。

【違うのよ…】
試行錯誤履歴03

ちょっと寄っただけ┌(_д_┐)┐

直近生成した内容に引っ張られ中途半端な画像が出続けます。

どうやっても、スマホから撮影した画像にはならないので、スマホが髪の毛にかからないように依頼しました。出力する度に「もっとリアルに」「もっと実写に」と指示を出すも毎回変わりません。

【スマホをどけた】
試行錯誤履歴04

Geminiの場合は同じスレッド内で試行錯誤するとどうやっても前回生成の画像に引っ張られてしまいます。

そこで別スレッドに移動することを考え、ここまで指示出ししていたAIに言います。

RIGO
RIGO
この画像を実写レベルにしたい。他のスレッドで生成するのでプロンプトを出力して

【おおっ😳】
試行錯誤履歴05

おおっ😳

右から2番目にいたピンクの服の女性が消えてしまいましたが実写になりました!

RIGO
RIGO
右から2番目のピンクの服の人がいなくなっちゃったよ。

【私の指示が悪い】
試行錯誤履歴01
試行錯誤履歴06

AIは忠実に私の指示を守ります。

ここが人間とAIの違い。これが対人間だったら黄色い服の女性が2人いるので1人を消してピンクの女性を追加していたと思います。

いつも同じことを繰り返す場合はふわっとした指示でもAIはできるようになりますが、新規に何かをやる場合は具体的に指示を出さないと動いてくれません。

RIGO
RIGO
黄色に服の女性を一人消して、右の2人をもう少し美人にして😅

試行錯誤履歴01
試行錯誤履歴07

おおおおおお!!!
素晴らしい!

詰めればもっと寄せられると思いますが、私の中で90点出たのでこれで完成です!

これがSNSにアップロードされてたらAI生成と気付かないかもしれません😅

RIGO
RIGO
全員この世に存在しないと思うと不思議です。

プロンプトはAIに書かせる

「この画像を超リアルにしたいから、そのためのプロンプトをテキストで出力して」

これだけです。

プロンプトは人様のを流用する必要もなければ、自分で書く必要もありません。やりたいことを羅列してAIにプロンプトを書いてもらう

AIがAIのために書くプロンプトなので、人間が書くよりも正確です。これはGeminiでの検証結果ですが、他の画像生成AIでも本質は同じです。

AIが思い通りに動かない時、その原因のほとんどはAIの性能限界ではなく、人間側の指示の出し方に問題があります。

RIGO
RIGO
「AIは使えない」と諦めるのは早い。多くの場合、聞き方を変えるだけで解決します。

これからの時代に求められる「対話スキル」

AIのバージョンアップによって、地頭はどんどん良くなっています。しかし、どれだけAIが進化しても人間の命令文が曖昧であれば出力される結果もボヤけます。

これからの時代、差がつくのはどのAIを知っているかではありません。AIの使い方を理解し、適切なプロンプトをAI自身にデザインさせる対話力が個人の強力なスキルになっていきます。

RIGO
RIGO
実際にAIを使わないとこの能力は身につきません。